古流唐手トップ・Top

古流唐手ホーム・Home

レポート・Report



漢方と陰陽学

現代の医学は急速に進歩している反面、薬の副作用の問題が浮上し最新医療の臨床現場に従事している人々の中からはこの実情を憂い、 副作用が少なく身体全体に作用する天然植物や自然(民間医療)薬を使った代替医療に 期待する声が増えている。また、体内に自然治癒力をつけることを主眼とする東洋医学側からも、副作用が少なく漢方薬としても使われる天然植物が注目されるのは当然と主張している。

 長年にわたって身体を酷使しながら技の修得を目ざしていく修行者にとって、怪我や各関節の障害の克服、体調の健康維持管理そして増進をはかっていく上で漢方とは密接な関係にある。

 深遠な技法を修得するには、 漢方にある「陰陽五行」や「易」の知識がどうしても必要となり、導引法と漢方は正に陰陽の関係と言えるのではないだろうか。

 とは言え、漢方は「弁証論治」・「気・血・津液・精の生理」の基本理論が「陰陽五行」や「易」と絡み合ってくるのでとても難しく、さらに漢方薬に至っては、 あまりの種類の多さと配合の複雑さに専門的な勉強が必要である。
 そのような背景から、我々修行者は、漢方の広く浅い知識の学習で良いのではないかと思う。





漢方ページへ




陰陽五行と宇宙のぺージへ


和の泉ページへ

自然のバランスページへ

導引ページへ戻る