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陰陽五行と宇宙


陰陽五行

ハッブル望遠鏡が捉えた宇宙

古代Chinaの世界観で天文現象と人事との相関関係を説く。陰陽説は天地・昼夜・寒暑・男女などの二元の変化によって宇宙の万象を説明しようとするもの。 五行説は万物を支配する元素として木火土金水の五つを考え,その盛衰によって宇宙万物の変転を説く。 陰陽説は前3世紀ごろより易(えき)に結びついて重要な観念となり,陰陽の上に太極を置く一元説へ発展するとともに, 五行説とも合して,本来起源の異なるものを陰陽五行と合わせて呼ぶようになった。 五行説は戦国時代初期に土木金火水の配列をもった相勝説(木は土に勝ち,金は木に勝ち……)と, 木火土金水の配列をもつ相生説(木は火を生じ,火は土を生じ……)の2説が生まれた。 これにより,王朝交替,自然の循環,春秋災異などが説かれた。

易 経


China古典。五経の一つで,本来卜筮(易)のテクスト。《易》《周易》とも称し,英訳は《Book ofChanges》。 12編。八卦(はっか)の組合せにより,64の卦の意味を説く〈卦辞(かじ)〉,各卦を構成する6本の爻(こう)の意味を説く〈爻辞〉の2編が経本文。 〈彖伝(たんでん)〉〈繋辞伝(けいじでん)〉など解釈の部分が10編で,これを〈十翼(じゅうよく)〉という。 経は周の文王が,伝は孔子が作ったといわれるが伝承にすぎず, 経は周代に,伝は周末から漢初にかけて漸次できたと考えられている。 戦国時代から秦漢にかけて,儒家は自己の主張をこの経の解釈に結びつけて展開し, 宇宙論や陰陽哲学を付加して,中国人の人生観や世界観に大きな影響を与えることになる。 〈観光〉〈革命〉〈同人〉など,《易経》に由来する語も多い。


八 卦


(はっか〉とも。易(えき)による占いの基本となる図形。乾(けん),坤(こん),震(しん),巽(そん),坎(かん),離,艮(ごん),兌(だ)の8種。 これを組み合わせたものが64卦。この形を得るために算木を操作する。八卦は伏羲(ふくぎ)の創案と伝えられる。易占の基本として,易占と同義にも用いられる。
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