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1983年9月 |
我が修業時代「タバコ盆投げ事件」 |
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それは、新坦翁の家に束恩納翁、国吉翁、湖城翁、糸洲翁、安里翁の名人達が集って唐手談議をされていた時の話である。 |
話はこれだけのことだが、私には想い出に残る一つの大きな出来事である。 新垣翁は決して憎くてやったわけではない。私の成長を各先生方に見せるための行為だったのである。その頃の修業は、稽古時はもちろんとこと行往坐臥常に実戦であり修練であるとの暗黙の了解があり、秩序があったのである。 ※ この頃時々「長順や先生達が迎えに来ている・・・・・」ということを言っていました。 私は“冗談はやめてください”と言い返すのでが、「もういいだろ・・・。ハハハハハ...」と笑うのでした。 |
新垣世璋翁と花城長茂翁の貴重な写真 |
(後列)会長・比嘉清徳、理事長・上原清吉 |
1984年2月(最後の寄稿) |
朱に交われば赤くなる |
カンディアンロッキーを背に |
『朱に交われば赤くなる』ということわざかあるが、これは、朱の中にまじっていると朱にそまって赤くなるよ うに、良い人と交際をすると良い方向へ、悪い人と交際すると品性が悪くなっていく意味で、皆よく存じていることと思う。 |
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