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神楽・Kagura

6月の龍精伝説そして9月の靖国神社演武が終わり、その反省と今後の演武についてあれこれ考えを回らせているうちに、 「さて・・・、芸能の原点は何か?」の問いが出ました。すると間髪を入れずに「神楽(かぐら)」の三文字が思い浮かび、 と同時に「熊本城イン神楽でナイト」の広告文字が視角の中に飛び込んできたのです。
私は即行動にでました。 この映像はその時に撮った映像です。
短いですがどうぞ楽しんで、そして何かを感じてください。

さて、私と神楽の本格的な出会いは、平成2年(1990)熊本県立劇場で、一昼夜にわたって公開された阿蘇中江岩戸神楽 「三十三座完全復元公演」です。それまでは“らしきもの”は見ていましたが本物は初めてでした。
その時は“俺も演じてみたい!”と、 とても感動し、楽屋を訪ねたことを覚えています。

しかしその後、自身の生活環境にいろいろな変化が起こり、残念ながら神楽への思いを断念せざるをえなくなってしまいました。
私が演武会に寄せる思いには、多分この満たすことができなかった感情が頭の隅に残っているのかも知れません。

空手と神楽
ぞくぞくするようなテーマですが、これからの課題として側に置き,空手活動に励んでいきます。




熊本阿蘇中江岩戸神楽

かぐらの語源について
『☆「かぐら」の語源は、「神座」(かむくら・かみくら)が転じたものとする説が一般的である。

神座とは「神の宿るところ」 「招魂・鎮魂を行う場所」を意味し、神座に神々を降ろし、巫・御子が集まった人々の穢れを祓ったり、神懸かりとなって神の意志を伝えたり、 また人の側からは願望が伝えられるなど、神人一体の宴を催す場であり、そこでの歌舞が神楽と呼ばれるようになったと考えられている。

古事記および日本書紀においては、岩戸隠れの段でアメノウズメが神懸りして舞ったという神話が神楽の起源であるとされる。
アメノウズメの子孫とされる猿女君は宮中において鎮魂の儀に携わっており、このことから神楽の元々の形は招魂・鎮魂・魂振に伴う神遊びで あったとも考える。』



神楽de night(wmv)




   

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